投稿日:2015-09-25 Fri
先日、モネ展のあとでよったのですが、ノルウェーの絵本をもとに、あつめたり、分類したりして遊ぶ、子ども心をくすぐる美術展です。
元になった絵本は、こちら。
キュッパのはくぶつかん (福音館の単行本)
オーシル・カンスタ・ヨンセン

キュッパは、ものを集めるのが大好きな
丸太の男の子。
今日も森に行って、いろいろなものを
ひろってきます。
はっぱ、きのこ、ネジ、帽子……。
集めたものであふれかえったので、おばあちゃんに相談したら、
分類して、整理して、博物館をひらくことに!
(この絵本は会場で読めました。入口のビデオでも上映しています)
この絵本をふまえて、さまざまなアーティストの作品がありました。
会場では、標本箱をわたされ、机の上のいろいろなものたちを
あつめて、箱に入れ、好きなタイトルをつけます
「闇の王の決戦」というタイトルで、顔にみえる緑や紫のもの
(なにかのケース?)や、武器っぽいクギやネジを
あつめて配置した作品。
秀逸だったのが、「定年退職」というタイトル。
「技術系の人が定年退職したとき
机の中から出てきたものたち。」
という説明です。(センスいい!)
計算尺や、ネジ、何に使うかわからない電気部品、絵葉書、メガネ、
クレヨン、貝殻、ボタン、プラスチックの番号札、飴、などなど。
私が行ったときは、箱が出払っていたタイミングだったので、
ほかの参加者の「作品」を見せていただきましたが、
キュンとして、楽しかったです。
みるだけでたのしい公式サイト: http://kubbe.tobikan.jp/
(子ども連れが多かったけど、キュッパ的なものにひかれる大人もたのしい)
※ 10 月 1 日 (木) は、都民の日につき、入場無料。
※ モネ展の半券で一般料金から 300 円引き。高校生以下、観覧料無料。
※こういう展示もあるので、器を 1 つだけ持って行っても?
詳細ルールはサイト参照→ 忘れられた器たちの棲み家

よもやま日記
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11:38:13 |
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投稿日:2015-09-20 Sun
『印象・日の出』は、思っていたよりも、明るかった、まぶしかった!夕日じゃなくて、日の出だった!
あと、思っていたより、丁寧で繊細な絵でした。(←失礼な!)
晩年の作品は、大胆すぎて、遠目から目を細めてみると
『薔薇の小道』が浮かんでくるような、こないような。(3D か……)
原画を生で観るって、いいなあ。
公式サイト: http://www.ntv.co.jp/monet/
昨日(21 日)に行きましたが、朝 9 時に会場について 9 時 20 分に開場。
待たずに観れましたが、11 時ころに外に出た時は
40 分待ちの行列になっていました。ご参考まで。
印象派って若い頃はよくわからなかったけど、
自分が子どもだった記憶に近い頃だと、
自分でも描けそうって思っちゃうんだよね。
いろんな海外の景色が記憶に積み重なって
(行ったことなくても、テレビや写真で見たりして)、
いい具合にオブラートをかけたようになったのか、
今になって見ると、絵の中から、
自分の記憶の映像が呼び出されるような
ふしぎな感じ。
(単に、老眼が進んでボケて 3D に見えるんだろうって。ほっとけ!)
絵画も、年齢とともに、経験で見方が変わってくるのかもしれませんね。
それでもモネは『印象・日の出』を 30 歳代で描いたんだよなあ。
どういう目をしていたんだろう。すごいなあ。
さてさて、四月ころから忙しくなり、英語多読向きの、
ブログで紹介できるような本がなく、
更新が止まりがちでした。(汗)
今はとにかく、なにをおいても仕事に集中しなきゃ!
と思っていましたが、
いやいや、これが日常になっていくのだから
日々の暮らしに組み込まなくちゃ、ですね。
ぼつぼつ更新しますので、よろしくお願いします!

よもやま日記
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12:25:10 |
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