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ハリー・ポッターと秘密の……
ハリー・ポッター 2 巻目のタイトルは "The Chamber of Sectets"『秘密の部屋』となっていますが、どうも私は chamber の訳語が「部屋」というのがしっくりきません(注:誤訳とまでいいたいわけではありません)。

Harry Potter and the Chamber of Secrets (UK) (Paper) (2)
J.K. Rowling
0747538484私の持っている chamber のイメージは、狭いところを通ったあとで、ぱっと開けた広い空間です。

特に、危険な洞窟の中。手探りで恐怖に震えながら進んで行くと、広いところに出て、ほっとしたのも束の間、事件が起きる……そんな場所です。そして、物語に出てくるそういう場所は、たいてい、宝物が隠してあったり、敵のアジトだったり、恐ろしい化け物が襲ってきたりするのが「お約束」。

ロールプレイング・ゲームで洞窟を探検してると、広い所に出て、重要なイベントが起きる、あのイメージです。

つまり、the chamber of secets というと、それだけで、なにか禍々しい事件がおきそうな不吉な予感があるのです。

でも「部屋」という訳だと、そういう含みがないと思いませんか。 blogranking.gif


2 巻の中で、壁に血塗られた「the chamber of secets」という文字を見たハリーたちは、恐怖に震えます。小説でも映画でも、そのリアクションと「秘密の部屋」という訳がどうも噛み合わないなあと思っていたのです。だって「秘密の部屋」だと、あまり怖くないと思いませんか。ホグワッツ学校は、もともとカラクリ屋敷だし(笑)。

あのときのハリーたちのリアクションがわからなくて、ずっと気になっていたのですが、もしや chamber に怖い場所という「お約束」の含みがあるのかも、と思ったのは、この本を読んだときでした。

Prey
Michael Crichton
0061015725この本は怖かった(汗)。



もちろん、教会やホールなど高い吹き抜けの丸天井がある空間も chamber といいます。そちらは平和なものです(笑)。

The Chamber of Sectets と連語になって、なんだかわからないけど怖い、ロールプレーイング・ゲーム的な怖さ(期待感)を連想させる気がします。

「秘密の部屋」だと、ホグワッツの学校の中に謎の教室があるような印象も受けますが、The Chamber of Sectets は「教室」ではなく、せいぜいあの吹き抜けの大食堂に秘密が隠されているのかも……ということですよね。

では、どういう訳がいいのか……。

鍾乳洞に行くと、広くなったところに蝙蝠の間、観音の間、黄金の間などと名前がついてますから、「間」という日本語があてはまりそうです。

でも、「秘密の間」では、怖い印象は薄いかなあ~。

個人的には「秘密の洞窟」というのが禍々しい印象もあっていいのではと思います。でも、意訳しすぎかな。
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洋書多読情報 | 23:04:13 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント

Chamber と Room
こんにちは~

Chamber のイメージって今だに定まってないです。
16世紀ごろ いやもう少し昔かな 舞台のロマンス小説だと
Bed Chamber なんですが、19世紀ごろだと Bed Room のようです。
当時のお屋敷のつくりの影響なのかな?
どちらの時代の建築にも詳しくないのでなんとも....
日本語だと どっちも寝室ってなるんでしょうけど気になります。
2006-01-23 月 08:47:23 | URL | 久子 #- [ 編集]

bed chamber
久子さん、こんにちはー。
実は、大きなお屋敷がでてくる本をあまり読んでいないので、部屋のほうの chamber のイメージはまだあまり育ってないのです。
昔が舞台のロマンス小説とは、さすが久子さん!
なんとなく、chamber というほうが古めかしくて、天井が高い感じがしますが、どうなんでしょうね。
2006-01-23 月 14:04:27 | URL | Julie #KF52YxzM [ 編集]

chamberのイメージ
私は久子さんが書かれているような
「大きなお屋敷の寝室」というイメージでした。
だから昔の言葉なのかな、と思っていたので
現代風に言えば「部屋」か、と妙に納得
していました(苦笑)。
でも確かにJulieさんのおっしゃる chamber のイメージでは
「部屋」では物足りないですよね。
一つの言葉にいろんな意味(言外の意味)が
含まれているんだなぁとしみじみ思いました。

2006-01-23 月 14:35:36 | URL | ペリエ #- [ 編集]

単語のイメージ
ペリエさん、コメントありがとう!

私もタイトル見たときは「部屋」か、と納得して読んでたのですが、ハリポタの終わりのシーンが……なので、なんだかヘンだなあと思ってたんです。

いろんな本からイメージを吸収するのって大切ですね~。
2006-01-24 火 09:43:58 | URL | Julie #KF52YxzM [ 編集]
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    洋書をすらすら読みたいなら、すらすら読めるレベルから辞書を引かずに少しずつ読み上げていけば、いいのだ!

    目からウロコの英語多読をしています。

    英語の語順どおりにそのまま読み「英語のままわかる」感覚を自分で育てていきます。 (そのためには、苦行しない(笑)。どんな方でもレベル・ゼロから始めるほうが、結果的に楽に読む量が増えます)

    日本語を迂回した理解 (和訳) を避ける理由は、(1) 時間がかかって即反応できないから、(2) どんな単語でも日本語と英語の間にはズレがあり、英語の世界でのニュアンスをつかみたいから、ひいては (3) 自分の知識にないことに出合ってもその場で適切に対処する力を鍛えるため、です。ベーシックな言葉をたっぷり吸収していこー!

    楽しい本との出合いがありますよう、そしていろいろな「発見」がありますように!
    Happy Reading♪

    2003年5月 多読開始、半信半疑で読み始める。
    2005年5月 1021冊、700万語通過&ブログ開設(それ以前の多読記録は、このブログにはありません)
    2006年9月 1218冊、1000万語通過
    2009年11月 Kindle 2 ユーザー。
    2013年11月 Kindle Paperwhite 購入。
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