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源氏物語を読んで英語をおもふ
「桐壺」を読みました。

源氏物語〈1〉
紫式部 山岸 徳平
4003001516
私が買ったのは岩波文庫です。買ってから気がついたのですが、傍注がついていて、[誰が][誰に] と書いてあります。その [誰が][誰に] の膨大さにびっくりした!

日本語に主語はいらない』という日本語文法の本がありますが(未読)、日本語って、ほんとうに主語がないんですね。誰のことを言ってるのか、はじめにことわったら、あとは想像するだけ!

しかも、1文のなかで主語がころころ変わります。想像の手がかりは、敬語の具合と前後関係(最上級の尊敬だと帝、そうでなかったら桐壺とか命婦とか)。う~む、敬語がないと主語がわからんって、どういう言語なのだ、日本語め。

さらに、登場人物の名前がない……。役職名のみ。
桐壺にいたっては、居住する部屋の名前だよ。
しかも親友の「頭の中将」くんなんか出世するから、この先呼び名が代わっていくんだよね(……出世魚か)。

英語だったら、息子が Dad といわずに父のファースト・ネームを呼び捨てにすることもあるというのに。
犯罪の容疑者にまで John Doe と仮名をつけるのに。
「秋になると実がなります」ではなく、「apple がなります」とする絵本が多いのに。

英語に慣れてきた身からすると、[誰が] という具体性がなくて、「のっぺらぼう」な感じがします。

ああ、それなのに、描写が重なると、その人のすがたが匂いたってくるのはどうしたものか。具体的に書かないことで、かえって、そのものが際立ってくる……。これは「わびさび」に通じるもの?


この傍注、最初は邪魔に感じましたが、あってよかったです。
巻末に * 印の用語解説はありますが、文法解説や訳は一切なし。読書としての源氏物語を楽しみたい人にはいいのではないでしょうか。

ちなみに、私は円地文子さんの訳を「桐壺」だけ何度も読んだらしく(爆)、次の「帚木」になったらガクッと解像度が落ちました。

▽10位に入りました。ありがとうございます。
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未分類 | 22:45:26 | Trackback(0) | Comments(13)
コメント

ご無沙汰です。(汗)

源氏物語、私もいろんな現代語訳読みました。
けっこうというか、かなり好きです。(笑)

与謝野晶子、田辺聖子、橋本治、青空文庫とか。
どれも面白かったです。

確かに出世魚(笑)のように名前変わりますよね。何度か読んで理解度も上がっていったように思います。
日本語なのにぃ…と、書いてある文が理解できないことに情けなく思いました。
いつか英訳のGENJI、チャレンジしたいです。
2007-05-10 木 09:31:20 | URL | hanazo #- [ 編集]

hanazo さん、コメントありがとう♪
こちらこそ、ご無沙汰しています。
(まあ、汗をおふきになって)

hanazoさんちのブログは最近、センスのいい絵本が並んでいて、あまりにキケンです。
実は、こっそり見に行っては「きーっ」とハンカチを噛み締めておりました(滝汗)。

橋本治が訳していたのは知りませんでした。桃尻訳になっているのでしょうか。うわー、読みたい!

>何度か読んで理解度も上がっていったように思います。

ああ、そうかー。再読がポイントなんですね。私も何度か読んでます。そして、いろんな人の訳を読むのもききそうです。

ありがとうございました♪
2007-05-10 木 11:25:39 | URL | Julie #KF52YxzM [ 編集]

「できる人の『書き方』『話し方』」
(ソフトバンク新書)はヨイです!!!
2007-05-10 木 14:53:29 | URL | 股旅 #- [ 編集]

むふふ(^m^)
私も色々読みましたが、橋本治版が一番好きです。
残念ながら桃尻語訳ではありませんが(笑)、日本語の柔らかさ、
美しさがずどーんと伝わってくる名作だと思います(^^)。
役職名はね…頑張って追っていくしかないですよね。
出世もするし、その後を継いだ別の中将なんかも出てくるし(^-^;
漫画の「あさきゆめみし」から始めるのもアリかも。
そういえば、外国人女性作家原作で、紫式部を主人公にした
小説なんかもあったような。
こちらにはちゃんと主語、目的語がハッキリ書いてあるのでしょうね~。
2007-05-10 木 17:35:35 | URL | ちゃか #C/gK47JU [ 編集]

Jurieさん、ちゃかさん、こんにちは。

橋本治の本は「窯変 源氏物語」というタイトルで1991年に中央公論社から発刊されてます。その後文庫でも出版されたと記憶しています。
全14巻あります。
読みやすさからいけば田辺聖子のほうが読みやすかったように思いますが、私も橋本治氏の源氏が一番好きでした。

与謝野晶子氏の源氏は現代語訳と言ってもちょっとカナ使いが古いので難しいです。

そういえば漫画のあさきゆめみしも読みました。こちらは英語版も売ってますよね。

う~ん、思い出したら欲しくなっちゃいますぅ~。
2007-05-10 木 18:45:34 | URL | hanazo #- [ 編集]

股旅さん、ちゃかさん、hanazoさん、ありがとう♪
◎股旅さん

わたしは、いつも文章が長くなるので、もっとスカッと書けたらいいなと思います。めざせ俳句!(…川柳がせきのやま)

◎ちゃかさん

橋本訳、そんなにいいのですねー。
うむむ、ぬかった。読みます。

>出世もするし、その後を継いだ別の中将なんかも出てくるし(^-^;

そうそう!そうなんですよっ!
そうすると、前の中将が急におっさんにみえてきて……(もののあはれ、ですねー)

>そういえば、外国人女性作家原作で、紫式部を主人公にした小説なんかもあったような。

ええっ! そうなんですか。
それも気になります。

◎hanazo さん

わーい、情報ありがとうございます。
お二人のおかげで、がぜん橋本訳を読む気になりました。
「窯変」というタイトルは見てたのですが、そんな真面目そうなタイトルが「花咲く乙女達のキンピラゴボウ」さんだったとは。

>与謝野晶子氏の源氏は現代語訳と言ってもちょっとカナ使いが古いので難しいです。

与謝野晶子自体が古典ですものねえ(←ちょっと、いいすぎ)。それを読んだなんて、hanazoさん、尊敬します。

あさきゆめみし、大好きです。「すずめの子をいぬきが逃がしつるー」のところの葵上のアップの顔を今でも思い出します。(また読みたくなってきました~)

ではでは、コメントありがとうございました!

【ひとりごと】
人気ブログ・ランキング10位圏内に入って(ありがとうございます!)、スパム・コメントもつくようになりました(即効削除の刑)。
うちのブログにリンクつけても、そんな見え見えのリンク、クリックする人いませんよね。ほんと、迷惑な話だわ。
【ひとりごと終了】
2007-05-11 金 09:41:21 | URL | Julie #KF52YxzM [ 編集]

おお、Julieさん、読まれていたんですね。
源氏物語は、そうかー、何度も読まないといけないのか。
赤毛のアン並みに情熱を持って再読できるか、がキーだな。
私もみなさんのおっしゃる橋本さんの訳を読みたくなってきました。
2007-05-12 土 15:36:14 | URL | アトム #mQop/nM. [ 編集]

アトムさん、こんばんはー!
うん、桐壺だけ読了(爆)。
漫画「あさきゆめみし」→橋本訳が
読みやすいのかもしれないねー。
キルトは出てきませんが、
十二単の色あわせが出てくるから
どうでしょう。
(あ、でも、出てくるのはもっと後です)
2007-05-13 日 00:12:47 | URL | Julie #KF52YxzM [ 編集]

古典づいてます
古典づいてますねー(^^)

橋本治って、何か本買ったなーっと思ったら、ちくま文庫『これで古典がよくわかる』でした。
で、最後の章の「おまけ」というところで、『窯変源氏物語』のことが書いてありました。

読んでみたいけど、源氏物語は長くて読めないかなー!?
(聞きかじりですが、全部が紫式部が書いたものじゃなく、後世に書き加えられたものという説があるとか?)

余談:枕草子は、『枕草子REMIX』酒井順子著 新潮文庫 を持ってます。(またしても積ん読ですが)
「枕草子というのはそれ-すなわち女子校において自然発生しがちな極私的回覧雑誌-と、とてもよく似ているのです」・・・目からウロコでした。
2007-05-13 日 00:40:05 | URL | ただ #BxQFZbuQ [ 編集]

もうひとつ書こうと思って忘れてました。

役職名って、そういえば百人一首でもそうですよね、って。

ではー(^^)/
2007-05-13 日 00:50:40 | URL | ただ #BxQFZbuQ [ 編集]

発見!
「外国人女性作家原作で、紫式部を主人公にした小説」、わかりましたよ~。Liza Crihfield Dalbyという人の、『The Tale of Murasaki』です。翻訳版が『紫式部物語―その恋と生涯』ってタイトルで上下巻出ています。
詳しくわからないのですが、作者は京都で芸者修行してたのかな? 翻訳版のさわりだけ読みましたが、文化的、歴史的背景はしっかりしているように感じました。あとは「もののあはれ」を英語でどう表現しているか、が気になるところです(^^)
2007-05-13 日 09:40:23 | URL | ちゃか #C/gK47JU [ 編集]

たださん、こんにちは!
『これで古典がよくわかる』これも、おもしろそうですねー。(ああ、アマゾンのカートの中身が増えていく)

>(聞きかじりですが、全部が紫式部が書いたものじゃなく、後世に書き加えられたものという説があるとか?)

これ初耳です。そういうこともあるかもしれませんねー。

>「枕草子というのはそれ-すなわち女子校において自然発生しがちな極私的回覧雑誌-と、とてもよく似ているのです」・・・目からウロコでした。

これ私も目からウロコです。そういうところを楽しめばいいんですね♪

>役職名って、そういえば百人一首でもそうですよね、って。

ああ、そうか、作者、役職名ですね(笑)。
名前を知られると呪をかけられるかもしれないとか、女性は配偶者にしか名前を教えなかったとか、陰陽師で読みました(笑)。本人の固有名詞不在のまま、「あそこのああいうひと」っていう能書きだけで「ああ、あのひとね」と話がすすんでいくんですから、日本語って不思議な言葉ですね。うちの父なんか、親戚に電話かけるときは「○○です」って地名だけ言ってます(それで通じる)。

古典の本あつめも楽しいですね。
私もたださんのおかげで、どんどん積みあがっちゃいます~(^^)/
2007-05-14 月 10:38:14 | URL | Julie #KF52YxzM [ 編集]

ちゃかさん、ありがとう!!!
本のタイトル、調べてくださってありがとう!!!
これは買わねばっと思ってアマゾンで表紙をみたら、あまりのコワサに(笑)、腰がくだけました。
衝撃から立ち直ったら、そのうち怖いもの見たさで読んでみたいです……。(^^)
2007-05-14 月 10:41:13 | URL | Julie #KF52YxzM [ 編集]
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Julie

  • author: Julie
  • A Japanese grown-up :)

    多読 3原則
    1.辞書は引かない
    2.わからないところは飛ばす
    3.あわない本はドンドンやめる

    洋書をすらすら読みたいなら、すらすら読めるレベルから辞書を引かずに少しずつ読み上げていけば、いいのだ!

    目からウロコの英語多読をしています。

    英語の語順どおりにそのまま読み「英語のままわかる」感覚を自分で育てていきます。 (そのためには、苦行しない(笑)。どんな方でもレベル・ゼロから始めるほうが、結果的に楽に読む量が増えます)

    日本語を迂回した理解 (和訳) を避ける理由は、(1) 時間がかかって即反応できないから、(2) どんな単語でも日本語と英語の間にはズレがあり、英語の世界でのニュアンスをつかみたいから、ひいては (3) 自分の知識にないことに出合ってもその場で適切に対処する力を鍛えるため、です。ベーシックな言葉をたっぷり吸収していこー!

    楽しい本との出合いがありますよう、そしていろいろな「発見」がありますように!
    Happy Reading♪

    2003年5月 多読開始、半信半疑で読み始める。
    2005年5月 1021冊、700万語通過&ブログ開設(それ以前の多読記録は、このブログにはありません)
    2006年9月 1218冊、1000万語通過
    2009年11月 Kindle 2 ユーザー。
    2013年11月 Kindle Paperwhite 購入。
    未読本は心の余裕!

    Julieの英語多読本棚(多読初期に読んだ本を登録中)
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